教育プロジェクト3 科学技術と共生社会

ユニット
「生命・環境」+「科学技術・社会」
代表
渡邊雄一郎・増田茂・石原孝二

このプロジェクトは、ヒューマニズムを基調とする共生社会の実現のために、基礎研究や応用研究、高度な技術開発がどのように寄与しうるのか、課題は何かについて考えていくことを目的とする。具体的な問題そのものに接近するため、具体的なテーマを絞った授業や現場との連携を重視した授業を展開するとともに、様々な分野の最先端の研究に参加させることにより、参加学生が、最先端科学・技術の知識と現場感覚の双方を持ち、具体的な問題解決能力を身に着けられることを重視する。なお本プロジェクトでは、特に科学技術を基盤とした生命・環境にかかわる問題やバリアフリー社会の実現にかかわる問題を重要なテーマとして中心に据える。

本プロジェクトは「生命・環境」ユニットおよび「科学技術・社会」ユニットによって運営される。

プロジェクトに特有な授業例

多文化共生・統合人間学演習V (「生命・環境」ユニット)

環境・物質と人間社会
環境やその起源となる物質に関する正しい知識を習得し、それらがかかわる行政や社会教育、あるいは技術開発に携わる人材の育成を目的として、自然科学の各分野、および法令やリスク論といった幅広い観点から放射線と物質に関する講義と演習を行う。さらに、講義で学んだ知識をより身近なものとするために、実習として、最新の機器を用いた環境試料の放射線測定や成分元素の分析実験を行う。

多文化共生・統合人間学演習VI (「科学技術・社会」ユニット)

生命科学の進歩と社会
近年の生命科学の進歩はめざましく、記憶や情動を含む脳機能の解明のみならず、幹細胞からの臓器作製、遺伝子配列からの病態予測などが可能となり、得られた知見が様々な形で社会に還元されている。 今後、科学技術と社会との連携がますます必要となるにも関わらず、それらのメリットのみならず“デメリット”を直接議論できるプラットフォームはいまだ多くない。本演習では、科学技術、とりわけ生命科学と社会との関わりはどうあるべきか、多角的に学習・議論する。

多文化共生・統合人間学実験実習III (「科学技術と共生社会」プロジェクト)

障がいの現場
国内外の障がい当事者によるコミュニティや支援団体を訪問し、当事者や家族、支援者とのディスカッションを通じて、障がい問題の解決のために真に役立つ研究・技術開発とはどのようなものであるのかについて考える。また、障がいに関わる学際的な研究を行っている国内外の研究機関において共同セミナーを開催し、様々な分野の連携のあり方などについて国内外の研究者議論を行う。